春のワークショップ開催報告

未就学児を対象にしたワークショップを終え、新学期を迎えました
ワークショップの記録も保護者様へお届けすることができ、ほっと一息をついたところです
皆さまには活動の一部をご紹介

Day1. 大きく塗る、大きく描く
Day2.全身をつかって粘土あそび
Day3.香りと空間デザイン
Day4.持ち歩ける作品作り

1日目の「大きく描く」では、絵の具に消極的だった子が仲間の様子を見て大きな画板に大きな女の子を描いたり、自ら「大きな紙をだして!画をかきたい!」と話してくれるようになりました
積極的に画をかければOK!ということではなく、消極的だった素材を使ってやってみたい事が増えたことに嬉しく思いました
2日目の「全身を使った粘土あそび」では、まずは粘土の重さを体感するところから始まりました
大きな塊の粘土に穴をあけてみたり、糸でスライスしてみたり、何度も同じ挑戦をしている中で粘土の特徴に触れていました
最後、重なったスライス粘土に乗って「島」をつくっていたのも面白く見守りました
3日目はお花の日でした
お部屋いっぱいに広がるお花の香、手触り、色味、感触に様々な角度から触れ、昼食時はお花の視覚的な美しさに心が癒されました
家族1人1人のイメージに合わせて作った花束を誇らしげに持ち帰った姿も素敵な光景でした
4日目は「持ち帰る作品づくり」だったのですが、多種多様な布素材と、それらと組み合わせて使える素材が興味深かったようで、コルク板や、キャンバス‥気になる素材に好きな色、質感の素材を組み合わせてオリジナルの作品づくりを楽しんでいました
この日は個々の活動がとても豊かで大人の出る場面がほとんどない!と感じるほど、みんな熱中して長い時間取り組んでいたことが印象的です
最終日は美しい物を掛け合わせただけでは個々の美しさが際立たない
時々、やり方、見せ方、見方を変える必要があることを体感する時間が持てましたし、またこの「やり方を変えてる」と最初に提案できたのが子どもたちであったことが個人的には凄く嬉しかったです
さぁ、夏はどんなことをして遊ぼうか♪と今から楽しみにしております!
2024年もどうぞ宜しくお願いいたします

Day3.でご協力いただいたumu. さんの情報はこちらから